健康という病 (幻冬舎新書) by 山田悟 ダウンロード PDF EPUB F2
年末、新聞紙上で宣伝されていたので、購入してみました。
五木寛之氏(今年86歳位)の健康について感じていることのエッセイのような感じです。
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健康を過度に気遣うことは、一種の病気。津波のような健康情報の中で、何が正しくて何が必要かを選択するヘルスリテラシー(健康を決める力)のすすめ…と宣伝されていました。
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電子書籍でも、文章が平易なので、PCであれば短時間で読めました。読んだ感想は、ご自身の体験と想いがやや冗長(笑)。ロジカルって感じはしませんでした。=が、私達が普段感じていることを、的確に文章化されるのは、さすが・・だと思いました。意外に中道的で普通の健康観を持ってらっしゃるのだな、と私は思いました。
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五木氏のこのエッセイは、大体、章の最後に、要約が書かれているようです(笑)。印象に残った言葉を少しご紹介させて頂きます♪
・人はすべて大なり小なり病人である。完全な健康などというものはない。元気な病人として今日一日を生きる。
・一応それなりの健康を気遣いつつ、気楽に暮らすというのが今考えられる最良の健康法ではないか。
・養生の第一歩は、体が発する信号(身体語)を的確に受け取ることである。
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目からウロコ…という内容ではないと思います。が、日々こういう心持で生きていると、ストレスが少なくなるだろうな~とは思いました(笑)